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太極拳ってど〜よ!?

鍛志会

練習生募集について(改)

投稿日:2012年10月4日

去年、お知らせ記事で練習生を募集したのだけど、改めて書いておこう。
募集要項などは鍛試会HPを見ていただくとして、僕の考えなど。

鍛試会ホームページ(※現・鍛志会)
http://tanshikai.com/

まず、先日から何度か練習生H君のことを書いていたのだが、一昨日またメールが来て、
「一度は続けると言った手前心苦しいのですが、辞めようと思います」
--とのことだった。
まー、僕は正直、続かないと思っていたし、続けるという返事の後も、
「一度でも来るかな?」
と懐疑的に捉えていたので、案の定という感じでしかなかったのだけれど。。
もちろん彼なりの事情はある。
主な理由は、今の仕事で急に残業が増えたことと、一年間資格の勉強をするため、という2つなのだが、面談・体験に来た日以来の言動や行動からすれば矛盾も感じる。
それについていちいち書いてもしょーがないのでやめておくが、まぁ、僕としては同好会を立ち上げようと思ってから初めて来てくれた人なので、その縁を大事にしたいと思っていたのだけれど、本人がこうでは僕もあきらめるしかない。
と言うより、こうも二転三転四転五転…と、コロコロ変わられたのでは、まともに相手していた自分がバカらしい気持ちにもなってしまう。
今まで面談・体験に来た人には、
「僕はこの武術を苦労して習ったので、偉そうなことを言って悪いけど、基本的に、来る気があるなら教えてやる、というスタンスだからね」
という話を最初からしているし、来てくれたら嬉しいというようなことくらいは言うけれど、ことさら入会を促すような説得はしていない。
いいことばかり言って無理に入ってもらっても、続かなければ自分がしんどいからだ。
だから、入会しなかった人への返事も、H君がやめるというのに対しても、ただ了解するのみだ。
もし今来ているK君が突然やめると言い出しても、それは同じだ。
H君が初めて来てくれた人で、今のように人数が少ないときでなければ、彼の奇妙な言動・行動もあまり気にはならなかったのだろうけど。

ついでに書くが、どこかで習っている人はすでに解っているだろうけど、習いに来る人というのは、結構色んな人が居る。
僕の元師匠であるT先生が若い頃に道場をやっていたときも、当時は中国武術ブーム真っ只中で、常時20人くらいが来ていたこともあって、習っている立場から見ていても奇妙珍妙に見える人は絶えず来ていたものだった。
そして続かない人も多い。
だからH君が特別おかしいというわけでもない。
気軽な気持ちで来て、やっぱりやんぴ、というのは、よくあるっちゃあよくあること。
ただ教える側にしてみれば、ちょっと面倒臭い。
特に僕の場合は、営利が目的ではないので。
(指導料としていただくお金が、僕が今までに使ったお金や、今後武術を続けていく上で、少しは足しになってくれればという思いはあるけれど…)

中国武術の技が定規で引いたようなあまり現実的でない姿勢での基本から入るのは、技術的な理屈はともかく、一つには、本人が続くかどうかを見る意味もあるのだろう。
また、そういった基本をしばらくやらせることによって、技や門内事情が流出するのをなるべく防ぐといった意味も。
ただまー、中国武術はそれがえげつない気がするし、個人的には、今はそういう時代じゃないと思うので、僕はなるべく最初からちゃんと教えることにしているのだけど。。

前置きが長くなった。

ただ、ともかく、僕の考えを知ってもらうことも大事と思っているので「今後来るかも知れない人に向けて」という意味も含めて、ひとまず書いておいた。

鍛試会HPのアクセス解析を見ると、相変わらず日々のアクセス数は少ないのだけど、リピーターは結構居るようだ。
その中で関西圏と思われるホスト名も割と見かけるので、もしかしたら興味を持っていて迷っている人も居るんじゃないかという気がしている。
もちろんこのブログの読者がついでに鍛試会HPの方も覗きに来てくれているだけ、というのもあるんだろうけど。
ただ、関西圏に住んでいる人で、興味ある人は、よかったら気軽に会いに来てもらえればと思う。
まー、何度も言うように、会を大きくしたいとか儲けたいとかいう気は無いものの、常時数人程度は居ないと会として成り立たないし、そして、習いに来る人にとっても、複数の練習相手が居ないのは可哀想だし…ということで。
あと、今のままでは、場所を借りるに借りられない。
寒くならない内に何とかしたいけどなぁ…(笑)

あと、面談・体験を考えている人にとって、最もネックになるのは、住所・氏名を書かなければならないことや、身分証の提示を求めていること、かな…。
僕からすれば、いたずらや冷やかし、まして、悪意があるような人は論外だし、そういう人への予防線を張っているだけなので、普通に素性を明かして会いに来てもらえるというだけでいい。
面談・体験に来る日の身分証提示は、見て確認するだけだし、もし入会しないならその後こちらから連絡することは無い。
なので、安心して、来てもらいたい。

それから以前、小うるさいことを条件に書いたりしたので、改めて書くことにする。

1.中学生以上であること
2.未成年は、入会においては保護者の同意を得ること
3.身分証を提示すること(視認による確認のみ)

(※その他、詳しいことは鍛試会HPを見て下さい)

余所で習っていたとか、当面余所と平行して習いたいとかもOK。
但し、身法などの違いがあり、自分でややこしいと感じないのであれば。

ちなみに今来ているK君も、同系の太極拳をやっている余所の教室で1年間やっていて、待ち合わせのコーヒーショップで話したときには、
「習う場合、ひとまず平行して習っていてもいいですか?」
と言っていたのだけど、体験してもらった次の日には、
「今までのところを続けようとは思わなくなり、こちらで習いたいと思うようになりました」
というメールを送って来てくれた。
もちろん平行して習っていたい人は、平行して習えばいい。
ただ、少なくとも、表演武術やそれと同じような身法で行っているところで習っている場合、どちらかにしなければ混乱すると思う。
なので、様子を見たい人は、しばらくやってみて決めればいい。
(こういうの、昔気質の先生なら「俺を試して余所と比べようなど、何で教えを乞うヤツの方がそんな偉いんだ?」と言って怒りそうなものだけどね…(笑))

ついでのついでだけど、、
この稿、実は一昨日から書きかけてたんだけど、昨日、面談・体験の申し込みがあった。
20代半ばの人で、10代の頃にボクシングを少しやっていたそうだ。
早速だけど明日会うことになっている。楽しみだ。

※一部の文章を変更・削除しました。
(2017/12/03)
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