中国拳法、武術、格闘技など、徒然気ままに…

太極拳ってど〜よ!?

徒然エッセイ

体の使い方

投稿日:2012年8月8日

前々から言っているように、一旦、若い頃の話に戻ろうと、書きかけていたのだけど、前項に関することをもう少しだけ書いておくことにしよう。。

前項の八卦掌DVDを、その後また少し見た。
適当に飛ばしながら見ていたら、逆手をかけているシーンが目についたのだけど、改めて見て、またまたがっくり。
この中国人先生、初歩的な技の用法はよくご存知なのだろうけど、技のかけ方がまるでなっていないように見える。

おっと、その前に。。
…好き勝手言うけれど、まー、あくまで僕の主観と捉えて読んでいただきたい。
その上で想像をめぐらせ、考える材料にしていただければ幸いだ。

で、、
何がなっていないのかと言うと、まず逆手を強引にかけているのはまだいいとして、自分も姿勢が崩れている点だ。
相手はたぶん門下生で、先生に合わせて逆らわずにかけられているのだろうし、ビデオ映像用の説明なのだから、元々強引にかける必要がない。
なのに強引に相手の腕を捻り、自らも体勢が崩れて、上体を傾かせながら技をかけているのである。
気に入らなければ撮り直しだってできるのだから、これでいいと思ってらっしゃるのだろう。。

そもそも逆手技がどれくらい有効かということは置いておくが、しかし少なくとも稽古上、こうやらなければならないということや、上手にかけるための要領やコツはある。
これは「日本武術と中国武術は違う」というような問題ではない。
柔術や合気道で説くやり方には、同じ技の場合でも流派によって細かいところでは多少の差異があるにせよ、基本、どんな姿勢で、どんな要領で、どんな風に動いて技をかけるか、ということにおいて、大筋は同じだろう。
人間の体のつくりが違うわけではないのだから、中国武術でも同じはず。

東洋武術を西洋式に取り入れた格闘術なども、かけ方が雑で強引だったりはするが、その分はパワーで補っている。
少なくとも、自分の体が傾いて体勢的に弱い状態になりながら強引にかけたりするのは、パワー格闘術であろうと、お話にならないレベルではないだろうか…。
それなのにこの中国人先生…。。
いや、、
そういう中国人は、この先生に限らない。
動画サイトで見られる映像の中には同じような人が何人も居るし、日本人にも痛々しい人は居る。
…ただ、やっぱり、どこの国の人であろうと、そんな人が最も多いのは、中国武術の世界であり、その修行者なのだ。
そして「力は要らない」なんて言っている内家拳の人などに、特に多い。
少なくとも僕の見る限り、そんな印象がある。
そんな人に言いたいのは、もちろん力だけではないにせよ、まずは力をつけて、技が拙い分を力でカバーし、長い年月をかけて少しずつ力と技のバランスを整えていき、
「いつかは力だけではない境地に達することができたらいいな」
くらいに考えておくのが、ちょうどいいんじゃないだろうか…ということだ。

逆手の話ついでに。
例えば相手に手首を掴まれたとしよう。
手首を掴まれるようなシチュエーションがどれほどあるかは別として、技の稽古としての話だ。
初歩的には、この手をどう外すかという訓練から入る。
柔術用語で言えば「手ほどき」だ。
武術的には、相手に手を掴まれそうになったら、掴まれないようにするのも手だが、掴まれる瞬間を利用して技をかけるのも手だ。
掴まれてから外す練習をするのは初歩としての訓練であって、それは技ではない。
そして、掴まれる瞬間には、相手はしっかりと掴むことができなくて、自分は外しやすい体勢に身を置けば、自分は体勢を維持したまま相手の方が崩れる状態を作れる。
相手が少しでも崩れたら、崩れる方向に力を添えてやれば、相手は抗えなくて、そのまま逆手や投げなどにかかってしまう。
--と、いうのが、この場合の、大体の技の理だ。
ただ、これが「力は要らない」と思ってしまう所以でもある。
もちろん稽古でこういうことを繰り返すのは大事なのだけれど、実際にはそううまくいかないことも踏まえておかなければならない。
稽古上において上達したことで勘違いする人も多いが、たまたまちょっとした諍いなどで相手が弱くてうまくいった経験で勘違いする人も居るから始末が悪い…。

それはともかく、、

先の中国人先生のように、基本としての模範を示すのに体勢が崩れているなんて、おかしいのである。
型や基本はよく知っていても、また、基本的な用法はよく知っていても、実質的な姿勢や動きとなると素人同然…という人が、中国人指導者には意外と多い。
そういう人に習うとどうなるか…は、言うまでもないだろう。。

まー自分自身が強くなくても、一定以上のことはできて、きちんと技術的な説明や指導ができるなら、その人に習う価値はあるだろうけど、やっていることは解ってないわ、動きは素人同然やわ、では、、ねぇ。。

も一つ、ついでに言うけど(前にも触れたことがあるのだけど)、
「太極拳は力ではない」
と言いながら、相手を飛ばすときに思い切り力を使っている人も、よく見る。
例えば双推手で格下の者を押し飛ばすときや双按の用法説明をするときなど、相手に両手で押して来いと要求して、その手を両手で下に払ってすかさず相手の胸を両掌で打つわけだが、肘を深く曲げてから思い切り押し飛ばしている。
とてもじゃないが、瞬発的な力でさえない。
素人にやらせればこういう動きをする、という動きそのものだろう…。
名の通った流派や団体の指導者クラスの人でも、意外とこういうことをやっているので、動画サイトで同様の映像を見たときには、スローにするなどして、よく見てみるといい。

結局、体の使い方って、武術的な身法をオブラートに包んで体操みたいにしてしまった型を幾らやったところで、それだけでは身につかないと思うんだけどねぇ。。

 

以下、コメント

旧ブログからの移転にあたり、掲載当時のコメントはこの下に“引用”のかたちで付けておきます。管理人からのレスは囲みの色を分けてわかりやすくしておきます。
なお、現在はコメント機能は使用しておりません。ご意見、ご感想等はメールにてお願い致します。

まさにそう思います。
私もそんな先生に習ってしまっていました。
その人は、手なんかを取ると局部だけにこだわってしまい、背中を見せて後頭部ががら空きになっても平気で説明を続けていました。勝ち負けや強弱は別にしても、常に相手の全身を見続けていなくてはいけないのは戦いの基本です。彼は組手も実戦もまったく経験がないので、相手がかかってくれているだけだと自覚しておらず「技を知ってる自分は強い」と勘違いしてしまっていました。そして、有名な先生の弟子だから自分は偉いと思いこんでいました。
ただ、その頃は「弱くても経験皆無でも、人格が優れていれば敬わなければ」と思って目をつぶっていました。
のちに、師どころか人間としても失格な裏の顔を知って離れましたが、実力も人格も指導力も皆無な人間に就いてしまったことは人生の不覚になりました。
Posted by 東方異人 at 2012年08月10日 13:37

>東方異人さん

お久しぶり…でいいのかな?(^^;
HNに見覚えがある気がして一応過去のコメントを遡って確認してみました。

▼太極拳事情
http://doyotaichi.seesaa.net/article/120613435.html

↑このときにコメントを下さった東方異人さんでしょうか?
そうであれば3年ぶりですね(笑)
継続的に…かどうかはわかりませんが、読みに来てくれていたとは嬉しい限りです。
ひとまず同じ方ということで話を続けます。
(もし違う場合はお知らせ下さい)

> 私もそんな先生に習ってしまっていました。

確か台湾に住んで習ってらっしゃったのでは?
過去形の話のようですが、そこの師匠や団体と切れて、帰国したということなのでしょうか?

> その人は、手なんかを取ると局部だけにこだわってしまい、背中を見せて後頭部
> ががら空きになっても平気で説明を続けていました。

う~ん。難しいところですね…。
確かにおっしゃる通りですが、説明時に主要箇所に集中していて背中を見せても、それはある程度仕方が無い気もします。
もちろん武術的な位置取りも踏まえておかなければならないのは常識ですから、対敵を想定して説明するときに、例えば、
「相手の手をこういう風に取ったときには、次のこういう攻撃が来ることに注意を払っておかなければならない」
というようなことを、きちんと付け加えるかどうか…というのは、あるでしょうけれども。。

> 彼は組手も実戦もまったく経験がないので、相手がかかってくれているだけだと
> 自覚しておらず「技を知ってる自分は強い」と勘違いしてしまっていました。

ありがちですね…。。
記事本文で書いたこととも重なりますが、稽古上で目下の者が技にかかってくれて、しかもそれが上手くなったと思えるようになると、
「自分は強い」
と勘違いして、これだけ強いのだから素人なんて目じゃないとか、路上での喧嘩なんて低レベルな話だとか思うようになったりします。
こういう人がイザというときに不覚を取りやすいと思うんですが、中には意外と、弱い相手にうまく勝った経験でますます増長して大先生気取りになる人も居るから、始末が悪いです(笑)
そういう人を信じて教わる人は不幸ですが、逆に言えば、教わる方も、物を見るセンスが無いとも言えますし、結局は自己責任ってことですね。。
まー初心者の内は仕方が無いにしても、数年もすれば判る話です。
ただ、それでも、この世界、、
秘伝だとか、お墨付きだとか、何かありそうな先のことに釣られてしまいがちですし、あるいは特殊な師弟関係の中でなかなか見切りがつけられなくなってしまうところもあるので、何とも言い難いですが。。

…それにしても、、
勘違いしてしまうような人って、自意識過剰で自分大好きなのでしょうね。
そんな自分を客観的に見て修正できないのでは、他のあらゆることでも勘違いしてしまっていそうですね(笑)

> ただ、その頃は「弱くても経験皆無でも、人格が優れていれば敬わなければ」と
> 思って目をつぶっていました。

上下関係をきちんとして目上の者を立てるのは大事なことですが、礼儀を尽くすことと間違いを見て見ぬふりをすることとは問題が別ですよね。
目下の者がそういう風に甘やかすのは、その人のためにもならないと思います。
…が、、
現実にはそうもいかないですよね。
僕は、それが通じない相手にへつらい続けるのは嫌な方なので、態度を明確にしたりするんですが、それで人間関係が悪化したことは何度もあります。
ブログに書いている元師匠との関係もそうです。
まーそれはまた改めて、記事に書くこともあると思いますが…。。

> のちに、師どころか人間としても失格な裏の顔を知って離れましたが、実力も人
> 格も指導力も皆無な人間に就いてしまったことは人生の不覚になりました。

心中お察しします。
僕の、元師匠に対する思いも、似たようなところがあります。
ついでに言えば、僕の師匠の場合、深い知識もあったし、技も上手かったと思いますが、個人的には師匠のことを「強い!」とまでは思っていませんでした。
結局それは「道場での強さ」なのです。
人間的には内弁慶な人でしたし、タイプ的には、例えば小中学校などではクラスの中であまり人気が無く目立たない大人しい感じの人でした。<あくまでイメージですが(笑)
また、親兄弟の中では甘やかされていて、一応、勉強は中の上くらいには出来て、平均的に人より少しばかり上をキープしていることで自分のプライドを保っているような人に見えました。
そんな人が、幾ら長年の武術修行でしんどいことに耐えてきていても、本当の窮地の場面でどれほどの強さを発揮できるかはわかりません。
もちろん意外と強いのかも知れませんけどね…。

ただまぁ、僕はそれほど高みを目指しているわけではありませんでしたし、自分が納得できることを一定以上修得できればいいと思っていましたから、人間関係も大事にしつつ、付いていたわけですが。。

人生の不覚とは言うものの、まぁ、今後の糧にして、それを無駄にしなければ、不覚に終わらずに済むんじゃないでしょうか。。

Posted by hide~☆ at 2012年08月10日 16:44

このネームを使うのはおそらく私だけ。
もちろん同一人物です。なので、ほぼ実名と変わりません。みな知ってると思います。このページは、実用を求めて思ったことを素直に書いてあるので勉強になるのです。
そして、そういう疑問は持ち続けるのが大切だと思います。

おそらく、私及び周りに起こったことは、台湾及び日本の武林界でも知る人は知る最大スキャンダルになるでしょう。そのくらい、人道的にもひどい話です。私がかつて師と呼んだこの人間(と言うより鬼畜)に、暴力を振るわないで帰国できれば一応合格と自分で決めたほど許せない事件でした。いったん手を出したら、絶対に途中で止めることなどできないでしょう。来月帰国ですが、いまだに卑怯で下劣で陰険な地下工作を仕掛けてくるので、それまでに冷静を保つことが試験合格への道です。
武術的に見ても、殺したいほど憎い相手に冷静さを保つのは大事な要素です。
人間的に見ても、そういう相手を許せないまでも放置できることは自分の成長です。なので、神から与えられた試験だと思って乗り切ることにします。

私は、教えるほうが習うほうより強い必要はないと思います。タイソンとルーニーがいい例です。でも、キチンと上達に導いてやれること、相手の信頼を自己利益に利用しないこと、が指導者の条件だと思います。

Posted by 東方異人 at 2012年08月13日 01:17

ちょっと補足。
そういえばその人間は、私たち空手有段者が素直にかかってあげていたので自分は強いと思ってしまっていたようでした(無抵抗で説明されていただけなのに)。
そして、ビデオで他の門派や格闘技を見ると「コイツはここができてない、アソコがダメだ。」と批判して、相手がこう来たらこうすればいいああすればいい、と実際の戦いではありえない反応を前提に得意になっていました。
寸止めはダメ防具はダメと批判して、結局「対打はやらないで型で妄想して空気を突くのが一番」といわんばかりでした。
そんな彼は、誰とどんな条件でやっても勝っているのを見たことがありません。すぐ頭で考えて、居ついて力んでしまってやられていました。彼は理数系の頭で、固定した相手が将棋や囲碁のように一手ずつ考えて交換するという発想から抜け出せていませんでした。なので型と違い相手も自分も流動的に動くときになると、型に縛られて素人以下(素人は自由に動ける)になってしまっていました。
そこに気がつき彼を離れて研究し始めたのが彼の個人的な恨みを買い、今回の事件になったのです。
長い目で見れば、これほどひどい人間に現実の人生で出会ったことは幸運だったのかもしれません。

Posted by 東方異人 at 2012年08月13日 01:34

>東方異人さん

やはり同じ人でしたか。
「みな知ってる」と言うと、ネット上の有名人なのでしょうか?
某巨大掲示板でもコテハンで書いてらっしゃるとか…?

あ、それから、さっき東方異人さんのコメントを承認する際、発言が3つありましたが、2つ目と3つ目は同じ内容(つまり二重アップ)のようでしたので、1つは削除しました。一応報告しておきます。

> このページは、実用を求めて思ったことを素直に書いてあるので勉強になるのです。

そう言っていただけるのは嬉しい限りです。
まー、ブログを始めた当初や3年前などは、もっとオブラートに包んで、
“疑問を投げかける”
というような体裁の書き方を心がけていましたが、最近は歯に衣着せぬ書き方が目立ってきたので、いい加減どっかから文句が出そうな気もしているのですが…。。(^^;

> おそらく、私及び周りに起こったことは、台湾及び日本の武林界でも知る人は知
> る最大スキャンダルになるでしょう。そのくらい、人道的にもひどい話です。

…そうですか。。
まー東方異人さんが所属しているという団体は、この世界では超有名ではありますが、武術研究家のMさんが広めて以降、ビデオが出たり、近年では動画などがアップされるようになって、今でも武術界(日本武術も含めた日本の武道界)で実質“中国拳法の名門一派”のように認められているのかと言えば、そうでもない気はします。
なので、内容が発覚しようと、それがどんなにひどいことであろうと、関係ない他派からすれば、単に余所の出来事でしかないのではないでしょうか。。
例えば極●空手のお家騒動なんかも、興味ない人からすればどうでもいい話ですしね。
僕としては、こうしてブログを通じてお話をしているからこそ、東方異人さんのお話に興味も湧きますし、心中を思ん量りながら聞くこともできます。
そういう意味では、武林だのスキャンダルだのの言い方は、ご本人にとっては大変なこととは思いますが、他人から見れば浸り過ぎに見えてしまいますよ。

…と、お節介ながら一応忠告しておくことにしますが、それはさておき。

その師匠は中国人(台湾人)…なのですよね?
中国人は何かにつけ自分が正しいと思い過ぎるきらいがありますし、プライドも高いですから、暴力沙汰は避けた方がいいでしょうね。
本人同士で直接対決も厭わないかたちで話し合いができるならいいですが、そんなことは日本人同士でもこじれた人間関係だとまずあり得ませんから、今よりひどいことになるしかないのは目に見えています。
台湾の法律や暴力沙汰がどう裁かれるのかは知りませんが、中国人はプライドを傷つけられると闇討ちのような仕返しをすることも未だによくあることだと聞きます。
まー、相手を低レベルな人間と思うなら、
「負けるが勝ち」
を決め込んでおくことですよ。

> 私は、教えるほうが習うほうより強い必要はないと思います。タイソンとルーニー
> がいい例です。でも、キチンと上達に導いてやれること、相手の信頼を自己利益
> に利用しないこと、が指導者の条件だと思います。

それは同感です。
僕も、ボクシングの選手と会長やトレーナーとの関係は、よく引き合いに出します。
元師匠のT先生にも、そういう話をしたことがあります。
選手時代にはあまりいい成績を残せなかった人が名トレーナーになることはよくありますし、そういう人にコーチしてもらって、チャンピオンになっても頭が上がらない話だってよくあることです。
この世界では師匠が絶対的上の立場で横柄に振る舞い、弟子を振り回す話が結構ありますが、もっと人と人としての繋がりや信頼関係というものを大事にしてもらいたいものです。
まーこの世界、キチ●イが多いですから、自分が上の立場になるとそうなってしまう人も多いんでしょうけどね。。

> そういえばその人間は、私たち空手有段者が

元々空手の人だったんですか。
そのまま空手を続けていた方が良かったんじゃないでしょうか?(笑)

> そして、ビデオで他の門派や格闘技を見ると

まー筋の通った理屈で評価して、どうすればいいかをちゃんと示してくれるなら、いい先生でしょうけどねぇ。。

> そんな彼は、誰とどんな条件でやっても勝っているのを見たことがありません。

昔は(特に日本では)名門一派のようにもてはやされていたと思いますが、そんな指導者が居るのも、フタを開けてみればそんなもん…ってことでしょうね。。

どんな流派でも、みんなが巧者ではないですし、その中で指導的立場に居る人も様々だと思います。
S先生が金鷹拳を習いに行っていた当時の話ですが、ほとんどの人は普段は他の自分の仕事を持っていて、日本人が来ているというので覗きに来る人も居るのですが、古株なだけで下手くそな人まで、
「オレが教えてやろう」
みたいに、偉そうに手ほどきをしてくれるものの、まるでなっていなくて、そういう人が何人も居たそうですよ。

> 長い目で見れば、これほどひどい人間に現実の人生で出会ったことは幸運だった
> のかもしれません。

そう思って無事に帰ってきて下さい。
具体的にどんなことがあったのか、落ち着いたらそのうち(ここがまずいならメールででも)、良かったら聞かせてもらえれば嬉しいです。

Posted by hide~☆ at 2012年08月13日 04:22

固定名は持ってないですし、発言はしないです。
だけど、それだけでほぼ実名までたどりつけてしまうほどこの世界は狭いのです。

いろんな忠告ありがとうございます。
そう。他人にとっては他人事なのです。
私たちがどんなに悲惨なニュースを聞いても自分ごとのようには感じないですし、感じていたら身が持ちません。しかし、私ならば当事者でなくても事実を知っただけで即絶縁します。正体を知っても普通に付き合える人たちを見て、いいリトマス試験紙になったと思います。あれだけいた人数の中で、キッパリ離れたのは二人だけでしたから。
いずれ、詳しくお話します。
正直、自殺未遂数度、殺人未遂数度に追い込まれるほど人生の悪夢でした。今でも脅迫概念やノイローゼに悩まされ続けています。殺人の衝動に駆られることが今でもあります。教師を名乗る人間が、これほど卑怯で下劣なことを平気でできるのかと言うほどひどい話です。私の中では相手は間接的な殺人犯で民事ではなく刑事事件です。どこかで発散しないと気が狂いそうになるので、こんなところで持ち出して申し訳なくも思っています。みんな外側からは理性的なことを言います。でも、正直私と同じ目に遭ってそれができる人はほとんどいないと思います。
本サイトとは無関係ですので、メールなどでお話します。
あと、疑問を正直に書く方式は正直でいいと思います。本来、スポーツ練習の方法はそれが当たり前です。

Posted by 東方異人 at 2012年08月14日 01:55

>東方異人さん

何だか想像以上に深刻なようですね。。

自殺や殺人を考えるほどのことって、僕には想像できません。
いや、まぁ…今までの人生の中で、誰かのことを、
「殺してやりたい!」
と考えたことが無いわけではありませんが、現実それを実行に移せるかと言えば、とてもハードルの高いことです。

> しかし、私ならば当事者でなくても事実を知っただけで即絶縁します。正体を知っ
> ても普通に付き合える人たちを見て、いいリトマス試験紙になったと思います。

そういう思いは僕も経験があります。解る気がします。

…ただ、その師範のことは、東方異人さんも、嫌になった時点でただ縁を切ればいいだけのことではないかという疑問も残ります。
まぁ、これはきちんとした事情を聞いてみないと何とも言えませんね。。

それにしても、お話を聞く限り、、
その師範が指導するような浅い内容を、わざわざ台湾まで行って習ってる他の人たちは、東方異人さんのように嫌になったりはしないのでしょうかねぇ…?
元々伝わっているものがきちんとしたものだったとしても、そんな師範にしか習えなかったり、今後ちゃんと教えてもらえる見込みが無いとしたら、お金や時間を無駄にするだけだと思うんですが。フツーに考えて。。
いや、もっと言えば、そんな師範が居て、そんなことしか教えていないのは、実は元々そんな程度のことしか教えないからじゃないかという気もしてしまいます。
仮に本当の武術が伝わっていたとしても、それはごく少数でしか共有していないとか…ね。。
だとしたら、中国人でさえちゃんとしたことを教わらずに師範面しているくらいですから、日本人が習っててもほとんど絶望的じゃないでしょうか…。。

> 教師を名乗る人間が、これほど卑怯で下劣なことを平気でできるのかと言うほど
> ひどい話です。

と言うと、武術の師範というだけでなく、教育者なのですか?
もし武術家というだけなら、武術家がまっとうな人間である例なんて、あまり無い気がしますけどねぇ。。
ちなみに僕の元師匠は学校の教師で、つまりは“教育者”ですが、
「こんな人が教育者なんて!」
という典型のような人でした。

> 私の中では相手は間接的な殺人犯で民事ではなく刑事事件です。

誰かがその人のせいで亡くなったということでしょうか?
だとすれば本当にひどい話ですが…。。

> みんな外側からは理性的なことを言います。でも、正直私と同じ目に遭ってそれ
> ができる人はほとんどいないと思います。

なるほど。。
ただまぁ、僕の場合は、まだ事情をよくわかりませんからねぇ。。
いずれ話してもらえたときに判断するしかないです。。

> あと、疑問を正直に書く方式は正直でいいと思います。

正確に言えば、疑問ではないのですよ。
「そんなことを、みんな何でやってるんだ?」
という疑問は正直ありますが、今の大方の太極拳やその技術に関することは、ウチ的には、
「こうあるべきだろう」
という答えを持っています。
しかし、それをごり押しする気はありませんし、角も立つので、疑問を投げかけるかたちをとって書いているのですよ。
(最近はちょっと尖った書き方になっている気もしますが…)

Posted by hide~☆ at 2012年08月14日 03:11

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