中国拳法、武術、格闘技など、徒然気ままに…

太極拳ってど〜よ!?

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馬鹿メール

投稿日:2017年3月25日

前回のお知らせ記事『メールへの返事(2017/03/01分)』の翌日、メールの主から改めて連絡があり、その日、数回に渡ってやりとりした。
今日はそのやりとりを公開する。
実は、最後の返信のあと数日待ってみて公開するつもりだったのだが(詳細は後述)、正直こういうことにいちいちかかずらうのが面倒臭くてサボっているうちに3週間以上経ってしまった。
おかげで本筋の記事を書くのもついついサボってしまった。

あと、これは以前から書いていたことと関わりがあるのだが、個人的な趣味としての漫画・イラストや、いずれ電子書籍を執筆するための準備として、デジ絵のスキルを上げようと、そのためになるべく時間を割いていた。
まあ、イラストの方は、まだ大した絵が描けないので、ひとまず人物の塗り方を試行錯誤しているところだ。そのためいっぱい落書きをしたり、アニメのキャラを描いては塗ってみたりしている。
なので、なおさらこういう些事が鬱陶しかったというのもある。

まあ、とにかく本題に移ろう。

まずは前回の冒頭で紹介したこの人の情報だが、伏せていた部分をもう少し公開することにする。

■あなたの情報
お名前 = 泰山
よみがな = たいざん
e-mail = ●@docomo.ne.jp
性別 = 男性
年齢 = 49
郵便番号 = 〒191ー●
都道府県 =
住所 = 東京都日野市
電話番号 =
武術歴 = 昭和57年全中連八卦掌専科一番弟子後専科指導を任される
佐藤金兵衛先生に直接指導を受ける。
現在中国武術は引退。
武術団体無所属。

名前はHN(ハンドルネーム)だろうという判断で出すことにして、伏せるのはメールアドレスと郵便番号の後半4桁部分のみとした。
あとは原文のまま。武術歴のところも隠していた部分を出した。
この人が本当に“全中連”の人かどうかは、本当のところはわからないが、ひとまずそうだとして、今も全中連に居る古株の人や、この人と重なる時期に居た人なら、この人が誰だかわかるかも知れない。
それがバレるとまずいかどうかは、僕の知ったことではない。
とにかく本人が書いてきたことをそのまま出しているだけだ。伏せておいてくれと頼まれたわけでも無いし……。

ではここから。
説明等は後回しにして、とにかくメールのやりとりを先に紹介する。
前回公開した2通分を「1通目」「2通目」とし、以下、3通目以降として挙げる。

▼3通目。HPフォームからの投稿。2017/03/02 0:59:21

■ご用件
種別 = ご意見・ご感想
メッセージ = メール設定受信拒否になっていたようで、
受信にしました。
大変失礼しました。
私が佐藤先生に学んだ王樹金八卦の内容を記載します。
基本扣擺歩走法、定架子八掌、活架子八掌、変架子、砲丸八卦練功法、無砂袋鉄砂掌(本当の鉄砂掌は鉄砂袋を使わないと佐藤先生が説明)、陰陽式独立椿功、王向齋気功九種、八卦棍、八卦雙剣などでした。
西郡さんの王樹金八卦掌はどのような内容でしたでしょうか。
古い方ですからこの内容は学んでいたと思いますが…。

▼3通目への返信。2017/03/02 12:14:20

泰山さん、こんにちは。

八卦掌は、私は八母掌しか知りません。
最初に習った当時は、「八母掌」という呼称自体もあったかどうか。

ちなみに私が全中連の大阪支部(当時)に入門した時期は、
泰山さんより2、3年早いだけなので、
年代やその当時の背景は、それほど変わらないと思います。

まあ、誰の下についたかによって、教授内容は異なるでしょうけれどね。

> 西郡さんの王樹金八卦掌はどのような内容でしたでしょうか。

八卦掌に限らず、王樹金内家拳を特に重視しているものではありませんでした。

中国拳法も日本武術も、「武術」として包括的に考えていたと思います。
つまり、どの技、どういうやり方が、より良いかを求めていたわけです。
技集めのように、表面的な型や功法を集めて、
それを小出しに弟子に教えてお茶を濁すようなものではありませんでした。
少なくとも全中連を抜けるあたりからは、そのような方向でした。

私が太極拳を中心に見据えてやってきたのは、
元師匠である“T先生”の影響によるところが大きいでしょうね。
T先生は、時期や期間は細かくわかりませんが、元は金兵衛先生の弟子です。

私は、何を取り入れるにも太極拳を中心にするのが具合がいいと感じたので、
他の型をほとんど稽古しなくなっても、太極拳だけはずっと続けています。

たぶん西郡先生も、この太極拳だけは良いと思ったので、
ブログで書いている“K拳”を合わせながら残していったのだと思います。

それから、お使いの機器はアンドロイドのスマホのようですので、
長文は打ちにくいでしょうが、もう少し意図がわからないと話が続きません。
今回のメールも、正直、
「そんなこと聞いて何が知りたいの? 何の話がしたいの?」
――という感じです。
何々の型を知ってるかとか、何々の功法を知ってるかとか、
それを聞いてどうしたいのですか?
初心者からの問い合わせであるならまだしも……。

なので、私もこれは失礼な物言いとは思いつつ、あえて言いますが、
こういうやりとりばかりなら、まともに返さなくなりますよ?
あなたが全中連出身ということでなかったら、
このように時間を割いて返信していないと思います。

またメールされる場合は、毎回フォームからでは面倒でしょうから、
下記のメールアドレスに直接送ってもらえれば結構です。

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HP-URL:http://99taichi.info/
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▼4通目。HPフォームからの投稿。2017/03/02 13:08:19

■ご用件
種別 = ご意見・ご感想
メッセージ = 返信ありがとうございます。
そちらのアドレスは使用不可の文字があると出ますのでこちらから送信します。
T先生というのは、土井、田近、筒井、
土屋、田崎、の各氏のいずれかでしょう。
佐藤先生も古武道と中国武術の包括融合でありましたが。。
仮に佐藤先生を初代として、二代弟子はhide様のT先生も
創意工夫したのではないかと推察します。
全中連派生系統団体は太極拳は99式、形意は五行と連環拳ソウセイソウコクくらい、八卦は定架子八掌くらい、
他は心眼流など古武道の内容ではないかと考えます。
仮にそうであるとすると、全中連の初心が誰でも習っていた内容をくっつけたようなものです。
それを研究工夫したのではないかということです。

▼4通目への返信。2017/03/02 14:32:57

メールをありがとうございます。

> そちらのアドレスは使用不可の文字があると出ますのでこちらから送信します。

そんなケースは初めてです。
このメールに普通に返信する操作をすればいいだけですよ?

お使いの機器あるいはメールソフトに問題があるのかも知れませんが、
しかしたぶん、操作上の問題かと思います。
昨日の、ブログへの投稿ができなかった件からしても、
泰山さんは情報機器やネットの操作に不慣れなように見受けられますので。

普通に返信できない場合は、次は一度、
宛先に直接メールアドレスをコピー&ペーストして試してみてください。
もしくはメールアドレスを「アドレス帳」に登録してからメール作成するとか。
それができないようだったら、私には他に思いつきません。

<※追記>
今回、泰山さんが入力したメールアドレスが間違っていたため、
エラーメールになりました。
具体的には「(※@マークの前部分)」の後に「.」が入っていました。
(※このメールの本文以下のログを見てみてください)
なので、私にメールしようとした際にも、入力ミスした可能性があります。
それも視野にいれて試してみてください。
普段、他の人に返信するのと同様の操作で返信するか、
正確にコピー&ペーストすれば問題無いと思いますが……。

> T先生というのは、土井、田近、筒井、
> 土屋、田崎、の各氏のいずれかでしょう。

いいえ、違います。

ちなみに、この中の土井さんは「つちい」と読むのでしょうか?

> 佐藤先生も古武道と中国武術の包括融合でありましたが。。

そうでしょうね。
私が入門した当初は、T先生は金兵衛先生からの影響を色濃く受けて
指導しているようでしたが、その頃も、包括的ではありましたから。

ただ、その後の全中連の活動や、動画を見ていると、
どちらかと言えば一つ一つを分けて稽古しているように見受けられましたので。
後々他の拳法や別派を習ってきて稽古している人などは特に。

> 全中連派生系統団体は太極拳は99式、形意は五行と連環拳ソウセイソウコクくら
> い、八卦は定架子八掌くらい、
> 他は心眼流など古武道の内容ではないかと考えます。

基本的には大体そんな感じだと思います。

というか、型が幾つあるかとかはどうでもいいと思いますが、
有用性で言えば、初心者に見せるような型の奥にあるものが、
どれだけ伝えられているかではないでしょうか。

> 仮にそうであるとすると、全中連の初心が誰でも習っていた内容をくっつけたよ
> うなものです。
> それを研究工夫したのではないかということです。

要するに、何が言いたいのですか?

私が習ったもののことを、全中連からの派生で、
浅いことを適当な工夫で創作したようなものだろうと、
指摘しているつもりなのですか?

それとも、
「あなたがやっているのはこの程度のものですよ」
と、親切に教えてくれようとしているとか?

もう少し意図を明確にしてくれませんか。

あと、そういうことを私にメールしてくるのは、
あなたが中国武術や全中連をやめたことと関係しているのですか?

ちなみに、中途半端にしか伝わっていないんじゃないかというようなことは、
私も昔、考えたことがあります。まだ最初の数年の頃に。
ブログでも書いていますが、そういう時期には、
他派に対して“隣の芝生”のような思いを持ちました。

その後の変遷については、今までも多少書いていますが、
現在も書きかけているところです。

それについてメール上でお話しするかどうかは、あなたの意図にもよります。
お話にならなければ、お互い、ごちゃごちゃ書いても仕方が無いでしょう。

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▼5通目。携帯電話からの送信。2017/03/02 15:39:27

(※空メール)

▼5通目への返信。2017/03/02 15:41:24

空メールが届きました。
テストメールされたものと思いますが、
それでちゃんと届いていますよ。

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▼6通目。携帯電話からの送信。2017/03/02 16:08:15

機械に疎いので失礼しました。
挙げたTのつく姓の方の読み方は接触していないので、わかりません。
佐藤先生の内家拳の使い方は全空連の空手型分解のようなものですので、
武術的には使えません。
そうしますと、二代目のhide様の先生は形意五行拳なら独自に劈から横まで真意を汲み取られたということなのでしょうか。
例えばhide様は全中連出身の先生から、何の式の使い方でもよいですが、定架子に限定して八卦の大鵬展翅の使い方はどのように習われましたか?
習っていればお分かりのはずです。
私も心眼流の巻物はいただきましたが、現在陳式太極拳の団体にいる全中連元指導員の伊藤氏が心眼流を使おうとしてヤクザに太ももを刺された事件が昔ありましたので、稽古しても使えないわけです。

▼6通目への返信。2017/03/02 17:20:41

> 機械に疎いので失礼しました。

いえいえ……。

> 挙げたTのつく姓の方の読み方は接触していないので、わかりません。

そういう意味ではありません。
「土井」さんが「どい」なら「D」になるでしょ、というツッコミです。

> 佐藤先生の内家拳の使い方は全空連の空手型分解のようなものですので、
> 武術的には使えません。

中国拳法全般、型の用法として紹介されているようなものは、
まずほとんど使えませんよ。
空手にしても、型の用法として紹介されているようなものは同様でしょう。

> そうしますと、二代目のhide様の先生は形意五行拳なら独自に劈から横まで真意
> を汲み取られたということなのでしょうか。

「真意」と言われれば、わかりません。
ただ、「本当はこう使うんだ」という説明には大方納得できましたし、
戦闘スタイルとして、「これなら使えそうだ」というようには、
なっていると思っています。

それと、T先生のことを「二代目」と表現していますが、私が学んだものは、
T先生のものではありません。
私がブログで書いているS先生とT先生は、西郡先生の弟子なのですから、
西郡先生の武術として捉えてもらえれば結構です。

また、そういった書き方からも、
ブログをろくに読んでいないところが汲み取れます。

それと、私の問いかけにはまったく答えずに、
一方的に問いかけてくるのは失礼ではありませんか?

> 例えばhide様は全中連出身の先生から、何の式の使い方でもよいですが、定架子
> に限定して八卦の大鵬展翅の使い方はどのように習われましたか?
> 習っていればお分かりのはずです。

そういう尋ね方をされても、何を聞きたいのか、
どう答えていいのかもわかりません。

私がわからず、あなたが種明かししてくれたとして、
「なんだ、そんなことか」
ということのような気がします。
あるいは、
「知らなかった。教えてもらって得をした」
と思えることかも知れませんが、
私はあなたの話しぶりから察するに、それほどのこととは思えません。

どうしてそういう問答になるのでしょう?

で、私が答えて、あなたが学んだもののと違っていたら、
私が間違っていることになるのですか?

それに、あなた自身が何も説明しないのに、
私はあなたの問いに答えなければならないのですか?

また、再三になりますが、そういう話は不毛だと言っているのです。

さらに言いますが、意図をあきらかにしてください。
ブログにある程度目を通してからとか、きちんとした手順を踏むでもなく、
意図も明らかにせず、私の問いかけには答えず、
ただ議論をふっかけているのでしたら、これ以上は相手しませんよ?

> 私も心眼流の巻物はいただきましたが、現在陳式太極拳の団体にいる全中連元指
> 導員の伊藤氏が心眼流を使おうとしてヤクザに太ももを刺された事件が昔ありま
> したので、稽古しても使えないわけです。

拙い例えですね。

「何々拳は使える」とか、「何々流は役に立つ」などという話は、
まともに修行してきた人が言うようなことではないと思いますが、
逆もまた然りですよ。

あと、使えるかどうかは、その人自身の問題でもありますしね。

また、何をやっていても、役に立たないときは役に立たないでしょう。
100%はあり得ないのですから。

最後に。

あなたが書いてきていることは、どうも金兵衛先生や西郡先生を含め、
私が習ったものを否定したいように思えるのですが、
もしそうであるなら、そういう人を、わざわざ相手しなければならない理由は、
私にはありません。
そうでないなら、そうでないことをきちんと弁明してください。

例えば、何かを得ようとして、前向きに交流しようとするとか、
「自分も情報提供するから、代わりに何かを教えてくれ」とか、
疑問に思うことについて教えを請うとか、
そういったことなら、私も時間を割いて返信する意味がありますが、
あなたの文章からは、誠意が感じられません。

また、あなたが中国拳法や古武術を否定的に考えていて、
中でも全中連やその分派に怨念のようなものを持っていたとしても、
私には関係ありません。
土足で上がり込んで問答や議論をふっかけていいことにはなりません。

まあ、いきなり喧嘩腰というわけではないので、
こちらも丁寧に応対したつもりですが、次回、またメールして来られても、
話がキャッチボールになっていないようでしたら、もう返事は書きません。

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――と、この“泰山”氏とのメールは、以上だ。

少しくらいはブログにも目を通した上で、もう一回くらいはメールをしてくるかも知れないと思ったので、数日は待ってみることにしたわけだが、結局これきりになった。

今回、メールの引用だけでずいぶんな行数になってしまったし、細かい説明をするのも面倒なのだが、少しだけ触れておく。

まずこの人の最もおかしいところは、自分の思い込みや、自分の側の答えありきで、勝手なことを一方的に書いてきていることだ。
前記事の1通目、2通目からして、それが現れているだろう。

で、要するにこの人が言いたいことは、全中連で金兵衛先生以下が伝えている技はどれも使えないということだろう。
そして、それを主張するのに、「自分の方が深く学んでいるが、それでもこうなのだ」と言っているのである。また、その優位を示すために一方的な質問を投げかけて、こちらの問いにはまともに答えないのである。

まあ、端末がスマホだけであること、PCやネットに疎いこと、などがあるにしても、予め紙に書いて整理するとか、もう少しちゃんとしたやりとりが出来ても良さそうなものだ。
正直言えば5通目の空メールにもカチンときたが、それ以前に4通目、フォームに入力されていたメールアドレスが間違っていたために、返信してもまたエラーになって戻ってきた。
文章にしても、本当は3通目以降はつっけんどんに短い言葉だけで返そうかと思ったのだが、それでも丁寧に返してあげていたのだから、自分のお人好しさ加減が嫌になる。
こちらは何倍もの文字量で丁寧に返しているというのに。

あと、何をどこまで習ったとか、使えない云々とか、心眼流をやっていた人が刺された云々、これらについても書きたいことはあるが、今回は長くなるのを避けて、次回以降に書くことにする。
(※次回書くとは限らない。何かの記事のついでに書くかも知れない)

とにかく、こういう馬鹿な人の相手をして時間を取られたことは、非常に痛い。今後はまともに取り合わないようにしたい。

<※追記>
この記事を一度アップしたが、一旦削除、一部訂正して再アップした。
4通目への返信が一度戻ってきたことで、そのメールを再送する際に「追記」を入れたメールを送っていたので、この分の引用を「追記」が含まれた方に差し替えた。

 

以下、コメント

旧ブログからの移転にあたり、掲載当時のコメントはこの下に“引用”のかたちで付けておきます。管理人からのレスは囲みの色を分けてわかりやすくしておきます。
なお、現在はコメント機能は使用しておりません。ご意見、ご感想等はメールにてお願い致します。

こんばんは。

ブログ、拝見しました。

いや、ひどいですな、泰山氏(笑)。

僕も何回読み返しても、何が言いたいのか
全然わかりません。

なんとなく「自分のほうが、お前らより
上なんだ」というようなニュアンスは
伝わってきますが。

で、読んでいて初めて気づいたのですが、
他の人から見ると、僕らは金兵衛さんの
「孫弟子」ということになるんですかね。

僕は、今までの人生で、自分が金兵衛さんの
孫弟子であるなんて意識したことは、
ただの一度もありません。

だって、金兵衛さんから習ったことなんて
1秒もないですし・・・

それに、僕らが西郡先生から習っていたのは
いわゆる「王樹金伝」の太極拳では
ないんですよね。

それを知ったのは入門してから
かなりの年月が経過してからですが、
ある日、2人一組で対練をしていたら、
急に西郡先生が苛立った声で、

「何をチンタラやってるんだ!
本当の太極拳はな、『稲妻のように
速いんだ!』」

続けて、

「俺が教えてるのはな、ここで習ったんじゃ
ねえんだよ。王樹金さんのじゃねえんだ!」

と、いう衝撃のひとこと。

これには弟子一同、「ええ~ッ!?」
と、ぶったまげました。

さらに、

「ここの太極拳なんか、実戦で
使えるもんか!」

と、おっしゃったあと、
気が静まったような口調で、

「今の話、一言でも他言したら、
即、破門だからな」

という一言で終わりました。

この話、本当はするつもりは
なかったんですが、ちょっと泰山氏の
文言にカチンときた(笑)ので、
書いちゃいました。

また、長くなっちゃいましたので、
この辺で。

あ、それから、以前のコメントで
ちょっと言葉足らずの部分があったので、
補足させてください。

西郡先生が金兵衛さんの弟子になったのは
「柔術を学ぶため」と書きましたが、
その文言の前に「すでに数流の古武術を
体得されていたが」を付け加えてください。

それからそれから、hideさんの
イラストの才能、かなりのものだと
思いますよ~♪

あの年賀の挨拶なんて、僕なんか
逆立ちしても描けません。

では。

Posted by ジャッキー・チュン at 2017年03月25日 20:44

>ジャッキー・チュンさん

こんばんは。コメントをありがとうございます。

泰山氏、たぶんジャッキー・チュンさんとのやりとりを見て、1通目の、
「佐藤金兵衛先生のお弟子さんに学んだ方々が議論しているブログ」
――なんて解釈になったんだろうと思いますが、違うと言っているのに、そのまま話を続けるところも、ちょっと足らない人という感じでしたね……。

> 僕は、今までの人生で、自分が金兵衛さんの
> 孫弟子であるなんて意識したことは、
> ただの一度もありません。

西郡先生の直接のお弟子さんは、やっぱりみんなそういう意識だったんでしょうかね。
S先生も、たまに金兵衛先生の話になると、
「オレは金兵衛さんの弟子ちゃうからな!」
と、断りを入れていました。
まー、僕も金兵衛先生の孫弟子という意識はありませんが、元師匠のT先生が、昔は金兵衛先生の弟子だった時代があったわけですので、一応は師匠筋ということで「先生」と付けているだけです。
ただT先生のことも、本音の部分では、今は別に「先生」とは思っていないのですけどね……。

> 「俺が教えてるのはな、ここで習ったんじゃ
>  ねえんだよ。王樹金さんのじゃねえんだ!」

「実質は」……ということでしょうねぇ?

型は正宗太極拳ですし、王樹金からのものでしょう。
直接王樹金に習ったかどうかは知りませんが……。
僕がS先生から聞いた話では、西郡先生は昔、この太極拳の型を、K拳のK先生から手直ししてもらったとか。

ブログでも書きましたが、西郡先生が独立する頃、力の鍛錬を始めたときには、
「これからは本当の太極拳を教える。この鍛錬は太極拳の“奥”になる」
と聞かされていました。
でもそれは、実質はK拳の鍛錬だったわけですけどね。
“力の鍛錬”のことは「本当の太極拳の鍛錬」だと思っていたので、そうでないと判ったときには、内心は僕もぶったまげましたよ。

> 「今の話、一言でも他言したら、
>  即、破門だからな」

そういう、もったいつけて値打ちこいたりする言い回し、西郡一門らしくて懐かしい気がします(笑)
僕は西郡先生にお会いしたことがありませんが、S先生やT先生もそれと似たようなことを言っていましたからね。

> 西郡先生が金兵衛さんの弟子になったのは
> 「柔術を学ぶため」と書きましたが、
> その文言の前に「すでに数流の古武術を
> 体得されていたが」を付け加えてください。

それは、誰に向けて補足しているのでしょう?
少なくとも僕は、言われなくてもハナから理解していますよ(笑)

> それからそれから、hideさんの
> イラストの才能、かなりのものだと
> 思いますよ~♪

ありがとうございます。
ただ、「才能」ということで言えば、僕も過去においては才能のある一人だったと自分でも思っていますが、その才能を伸ばすべく充分な努力をしてきたかと言えば、そうではありませんでした。
10代の頃なんかは、自分よりも上手い人もたくさん居るのに、人から「上手い」と言われて鼻にかけていたところがありましたしね。
そんな程度の人はごまんと居ます。

……で、デジ絵に興味を持ってまた描くようになったわけですが、僕は昔からカラー絵が苦手だったので、デジタルでのテクニックも含めて、まだ出来ないことが多くて四苦八苦しているところです。
今は上手い人がたくさん居ますが、悔しいのは、デッサン的におかしい絵の人が、塗りやデジタルの処理が上手くて、様になっているのを見たときです。
そういうのにくらいは、早く追いつきたいところです。

Posted by hide~☆ at 2017年03月25日 22:49

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